俺#

新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

Advanced/W-ZERO3[es]その後

初代W-ZERO3から乗り換えて1週間。やっと弄る時間が取れたので少し弄った(^^;

microSDカードは物理的に小さすぎ

自分用にHUNDAYの2GBを2枚、嫁用にUMAXの1GBを1枚購入。この手のメディアは動きさえすれば安いほうがいいのである。しかし、小さすぎて抜き差しに気を使う&こんなものいつか絶対紛失すると思う。miniSDがちょうど良い大きさだったと思うのだが、主流はもはやmicroSDか。なんだかなぁ。

・Webブラウザ「Opera」を使ってみる

まずは標準搭載のOperaを使ってみる。このブラウザはホントに処理が速い。Xcrawlに正式対応しているのでページ閲覧中の操作性は抜群で、タッチペンを出さなくても普通に使える。が、メニューの階層構造の悪さは初代W-ZERO3用がリリースされて以来そのまま。特にタブ移動の操作性の悪さは劣悪で、メニューを使った途端にボタンでの操作は億劫になる。フレームを使用したページの処理がイマイチだったり、文字が重なり合って表示されてしまうサイトがあったりするのも相変わらず。なんで改良されないんだろうな。本腰入れて開発してるとはとても思えないのが残念。

・Webブラウザ「Access NetFront 3.3」を使ってみる

http://www.jp.access-company.com/products/nf_mobile/browser/PPC/index.html

現在は3.3の発売が終了して3.4のプレビュー版のみ提供になっているが、初代W-ZERO3のユーザーなら3.3のライセンスを持っている人は多いのでは?結論としてはAd[es]でもワイド表示で問題なく使える。Operaに比べるとかなり重いが(この点については3.4では改善されているらしいのでそのうち試す予定)、詳細なカスタマイズが可能だし描画精度も上。フォーム入力の補完機能もやはり手放せない。

Xcrawlは非対応アプリでは上下ボタンを同じ働きをするので、上下ボタンの機能を「スクロール」(上下ボタンがスクロールに特化するのでリンクをタッチペンで辿る必要あり)もしくは「リンク移動(スクロール)」(タップしなくても使えるがリンクが多いページだと縦移動が少し大変)に設定してあげればタッチペンなしでもまずまず良い感じで使える。3.4の正式版がXcrawlに対応してくれる事に期待しよう。

・マルチメディアプレイヤー「TCPMP 7.1」を使ってみる

http://en.wikipedia.org/wiki/The_Core_Pocket_Media_Player

TCPMPはもともと有料ソフト「CorePlayer」のベータ版という位置づけなんだそうだ。へ〜、知らなかったよ(^^;、既にCorePlayerが発売されて久しいとかで、TCPMPはサイトごと消えていた。TCPMPには散々お世話になったし、CorePlayerはH.264がサクサク再生できるらしいので、DivXエンコード済みのムービーを消費し尽くしたら購入しよう。とりあえず手元にあったTCPMPの最終版である7.1をインストールしてみたが問題なく使える。

[追記]すまん、7.1じゃなくて0.71だった>バージョン番号

・サウンドデバイスを44KHzに対応させる

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=use44khz.exe+Advanced+W-ZERO3&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=lang_ja

歴代W-ZERO3シリーズは標準ではサウンドデバイスの再生可能サンプリング周波数が22KHzなんだそーだ。どうりで音楽を聴いても音質が悪いわけだ(^^;。Ad[es]では非公式ながら44KHzに対応していて「\Windows\use44khz.exe」を実行して「OK」を押して再起動するだけで有効になるらしい。早速試したが、TCPMPでの動画再生時も圧倒的に高音質になる。今の所は障害もないようだ。もしかしたら音の再生時(=通話時も含むハズ。W-SIMの音声出力はPCMだからね。)のバッテリーの持ちが違うという話かもしれないが、音楽聞くような人には必須のTipsですな。

・内蔵カメラを使ってみる

ちゃんとそれらしい色で記録される(笑)。同性も異性も漏れなく異星人という素敵な色合いが特徴だった初代W-ZERO3からは飛躍的な進化である。同じユニットを使う[es]からもソフトウェア処理のレイヤが相当改良されているとか。シャッター押してから撮影までのタイムラグも許容範囲。マクロ撮影もまぁまぁ使えるレベル(注:比較対象はマクロ撮影激強のCaplio R4なので、ケータイとしては普通に使えるレベルなのかもしれん)。PCで撮影画像を見るとやはりAFが欲しくなるが、ウィークデーの外出アイテムからはデジカメを外してもOKと思えるギリギリの品質は確保されたかな。

・XP以前のActiveSyncとVistaのモバイルセンター

どちらもPCのファイルとW-ZERO3のファイルを同期できるという基本機能(Internet Explorerのお気に入りやOutlookのメール等も同期できるがどっちも使ってない俺には無関係(^^;)には変りないのだが、相変わらずPC側の同期先のフォルダ名が固定で変更できない。モバイルセンターになったら改良されるかな〜と思っていたのにそのままで残念。どうしてこのような融通の利かない仕様がまかり通るのか不思議。

さらに、同期先フォルダがActiveSyncとモバイルセンターで違うのが個人的に最大のNG。というのも、ポータブルHDDを使用してXPのマシンとVistaのマシンの間でMy Documentのファイルを同期しているので、Ad[es]と同期するフォルダがMy Document内に2個できてしまうことになる。仕方ないので、Vistaのマシンでフォルダの同期をするのを諦めた。両方のマシンがVistaになるまで我慢するかぁ。

・Y!Messangerクローン「Messen For W-ZERO3」を使ってみる

http://crsh.client.jp/

動いた。これが動くこと自体も重要なのだが、もっと重要と思ったのは.NET Compact Frameworkのアプリの起動が劇速になっていること。これだけ速いとネイティブと見分けがつかない。CPUの動作周波数が上がっただけでなく、ソフトウェア的にも相当改良されないとこうはならないな。MSも地道に頑張るものである。まぁ、単にCLRが起動時に常駐するようになっただけかもしれんが、メモリも増えた事だしどっちでもいいか(ぉい