俺#

新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

Silverlight2.0β2をいじったよ(友達が(ぉ

http://www.microsoft.com/japan/silverlight/

某社の某仕事でSilverlight2.0の技術調査を行った。まぁ、俺は時間が取れなかったので某友人に実作業をお願いしたんだけど、結構具体的な姿が見えてきて面白かった。

・基本的にはSilvelight1.0譲りでJavaScriptで色々記述できる。
C#とかで書いたコードはコンパイルして.dllにしておく。
・上記.dllは.xapというアーカイブファイルに包んでサイトに置く。
・HTML内のobjectタグとして.xapを埋め込む。
・HTML内のJavaScriptから、C#とかで書いたクラスのメソッドが呼べる。
C#とかから、HTML内のJavaScriptの関数が呼べる。
・ホントにMac OS Xで動く。Windows Mediaのストリーミングを受信して再生とか。

というわけで、コアロジックをC#VBで書いてHTMLとJavaScriptで周囲を固める、というような使い方も出来れば、GUI含めて全部C#でゴリゴリっと書いて動かす事ももちろん可能。サブセットとはいえMS製のCLRMac OS Xでホントに動いてるのにはちょっと感動した。

JavaScriptとの高度な連携が可能なのは妄想が広がって楽しい感じ。まぁFlashとかJavaアプレットでもできるんだろーけど、それってJavaScriptを介してSilverlightJavaアプレットFlashが相互に連携する事も可能ってことですな。連携して何がウレシイか、というのは置いといて(^^;

開発者の視点で見ると、FlashJavaアプレット両方のいい所+αを併せ持つ自由度の高さが最大のメリットってことになるんかなぁ。C#でもVBでも好きな言語で書けるとか、JavaScriptだけでもなんとかなるとか、デザイン用のツールもあるとか。VisualStudio2008とSilvelightのToolkit?(VSと組み合わせて使用するのはSDKとは別らしい)の使い心地だが、

・「新規」「Silverlight」で新規プロジェクトを作る。
・画面のデザイナの使い勝手は今一歩(Expression Studio使えってことかな)
・ビルドすると.xapからhtmlまで勝手に吐いてくれる。

という感じで、全体としては普通のアプリを作ってるのと余り変わらない印象。とっつきは悪くないと思った。