俺#

新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

VMware player 2.5 for LinuxをVine Linux 4.2で使う

http://www.vmware.com/download/player/

2.0.5までは「.tar.gz」で配布されていたのが、2.5では「.bundle」とかいうファイルになった。何の形式かと思ったらLinuxの実行形式そのものだった。あまり見たことないなぁ。.binだったり.bundleだったり何もつかなかったりするなら、Windowsのように.exeで統一されてるほうが判りやすいよ(^^;

インストーラGUIになってラクチンになった様に見えるんだけど、Vine Linuxではコンソールに「utf8のデコードがなんたらかんたら」とかエラーを吐いてインストールが失敗しているっぽい。GUI上の表示では成功しているのがショボい。この状態で「vmplyer」を起動しても、やはりエラーを吐いて動かない。げげーん。

インストーラに--customオプションを与えて起動すると詳細設定が行えるというので期待してみたものの、設定できるのはインストール先のディレクトリだけだったりして。--consoleオプションでコマンドラインインストーラとして起動するのだが、途中でコケて使えない。こんなバカチョンインストーラでは弄りようがないぞ!!(怒)

早くも手詰まりかも...と思いつつ、エラーメッセージが文字コード絡みだったので、何気にインストール前に「export LANG=en_US」してみたところ、無事にインストールが成功した。そしてvmplayerそのものも、同様の手順を踏まないと動かないのだった。単にEUC-JP*1がサポート対象外になったってことかな?

しかし、旧バージョンのtar.gz版ではインストーラperlで書かれていて、インストール時にモジュールをコンパイルしていたわけなので、それと比較すると良くなったような悪くなったような。せっかくrpm版とbundle版を用意してるんだから、bundle版はその場で全部makeするくらいのほうがマイナーディストリビューションへの適応性が高くて良いと思うんだがな。ラクしたい人はメジャーディストリビューションrpm版を使えって事で(^^;

あそうそう、bundle版をインストールするだけだとvmwareのネットワークインターフェイスが開始されないので(これもtar.gzと比べると退化してる)、rootで「vmware-networking --start」してからvmplayerを起動しましょう。

*1:Vineは未だにデフォルトでEUC-JPなんだよね。あ〜、UTF-8も試してみればよかったかな。