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新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

auのAndroidスマートフォン「IS01」初見レビュー

au初のスマートフォンで、Android機としては横長画面+キーボードという異端なスタイルの「IS01」を買ってしまいました。とにかく開発用にAndroid機が欲しかったわけですが、一括購入すれば2年間は0円〜で運用できる「ISデビュー割」と、比較的安価に感じる3万円台後半の価格が決め手でした。ちなみにauのお世話になるのは初めてだったりします。

http://au-is.jp/products/is01/

これは期待以上でした。マジでイイです。事前発表後に「斜め上」だの「メガネケース」だのと揶揄された悪評は吹き飛ぶでしょう。実用的なキーボード*1、素晴らしい操作感のトラックボール*2、美しい高精細大画面液晶、軽量で持ちやすいボディ、PC並みに快適なブラウザ。3GBを超えるストレージのユーザーエリア*3も有難いですが、さらに4GBのmicroSDが付いて来る大サービス振りはiPhone対策かLISMOへのお誘いか(笑)

細かい部分で気になる点もあります。OSが少し古めのAndroid1.6、メインメモリが他機種に比べて少なめ(256MBらしい)、Flash未対応、ブックマークの同期方法が(工夫しないと)ない、縦表示の画面の向きが左回転のみ...等。もっとも「Flashが見られないとNG」という場合を省きどれも実用上は問題ありません。OSのアップデートの予定がアナウンスされているので、Flash対応などソフトウェア面の改善は期待できそうです。

とにかく、リナザウ*4や初代W-ZERO3の流れを汲むPDA的ガジェットとしては最高レベルの出来と評せます。やっと出たスマートフォンが2台ともフルキーボード付きだったので、iPhoneライクでスタイリッシュな何かを求めていたauユーザーはガッカリかもしれません。しかし、2台持ちして通話以外の用途をIS02に集約すれば、ランニングコストは(とりあえず2年間)現状維持ですから、外出先でメールチェックやWebブラウズしているなら是非触ってみるのが良いと思います。

http://www.gapsis.jp/2010/06/xperiahtc-desireis01lynxiphone.html
↑話題のスマートフォンの比較表。ストレージがROMと表記されてるのはご愛嬌。HYBRID W-ZERO3も仲間に入れてやって欲しいなぁ。再販まだかなぁ(涙)

というわけで、開発用で普段使いの予定がなかったIS01、まんまと持ち歩く事になりそうです(^^;

*1:据え置きで人差し指入力か、両手で持って親指入力が良い感じ。

*2:右利きなら文字入力以外の操作はほとんど片手でこなせるエラすぎる配置。

*3:iPhoneが最大32GB(但し増設不可)なのをどう評価するかですが、Windows MobileAndroidの端末としては大容量です。

*4:ザウルスのSLシリーズ。SL-C700持ってました。