俺#

新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

知多半島と渥美半島に行ってきたよ

引越し貧乏かつ家族それぞれ生活パターンが変化して余裕がないので「夏の旅行は無理だね〜」と言ってたんだけど、嫁さんの連休と息子の部活の隙間がうまい具合に一致したので1泊のミニ旅行を企てた。今回の主題は「うなぎ食い倒れ」とし、合わせて何年か前に断念した「カーフェリーで知多半島から渥美半島に渡る」も盛り込んでGo!

1日目

10:00発。2日間しかないのに出発がこの時間とか勿体無いことこの上ない。目的地が近場だと気が緩んで行動がグダグダになるのは我が家の良くない所だ。そして到着後に「もう暗くなっちゃったー」とか、毎回言ってる気がする。反省ナッシング。まぁ、今回は食事する以外の目的が特にないから良しとしよう。

狭山日高IC〜圏央道〜八王子JCT〜中央道〜小牧JCT〜東名〜小牧IC〜名古屋高速東新町IC

中央道談合坂SAで朝昼兼用食、同じく恵那峡SAで五平餅を食すいつものパターン。特に恵那の五平餅は外せない。15:30に名古屋栄の松坂屋に到着。ちょっと早めの夕食で、「あつた蓬莱軒」でファーストウナギタイム。やっぱ値上がりしてる〜(>_<)。けど味も量も変わらずで満足した。しばし栄の街を散策。

東新町IC〜名古屋高速知多半島道路阿久比IC〜R247

名古屋高速知多半島道路半田市に向かう。知多半田駅近くのホテルにチェックイン。駅前のスーパーで、何故か扇風機を購入(新居の寝室用)。半田の街が一望できるパノラマ大浴場でゆっくり風呂に浸かり就寝。

2日目

8:00起床、ホテルで食事。もう1回大浴場を満喫。他はビジネス客がほとんどだったのか、浴場は貸切状態。チェックアウトして、洋菓子「カレット」でお茶をし、焼き菓子をゲットする。11:00頃に半田発。なんというのんびり旅。まぁ、こんなのも悪くない。

R247〜半田中央IC〜知多半島道路〜南知多道路〜県道7〜師崎港〜名鉄海上観光(フェリー)〜伊良湖

南下して知多半島の突端、南知多町の師崎港を訪れる。客船の時刻表を確認。離島行きの高速船にちょっと惹かれたが、予定通り渥美半島行きカーフェリーのチケットを購入。出航時刻まで海鮮を食べたり、海岸を散策して過ごす。せんべい、海苔、生シラスのふりかけをゲット。フェリー出航。あっという間に渥美半島着。40分間の短い船旅で物足りないが、一応リベンジはした。

伊良湖港〜R42〜R1〜県道49〜県道65〜浜松西IC

国道42号をひたすら東進。相変わらず良い景色だ。道中、メロンや蜂蜜などをゲット。道の駅など寄り道ポイントは増えていたが、前回立ち寄ったJAの産直が閉店していたのが残念。道の駅で代替されちゃう内容だから仕方ないか。浜松に到達。弁天島からは東名インターを目指して北に進路をとる。湖畔で見つけた「魚すず食堂」でセカンドウナギタイム。さらに、近くにあった「西宮商店」でサードウナギタイム用にウナギの白焼をゲットする。

嫁曰く「もうウナギは要らないわ〜」。同じく。目的達成ですな。

すっかり暗くなったので足早に浜松西ICから東名へ。

浜松西IC〜東名〜清水JCT〜新清水JCT〜新東名〜御殿場JCT〜東名〜御殿場IC

新東名は2回目。走るたびムダの多さにガッカリだ。「道路はどんどん作ってヨシ!」と思っているけど、新東名だけは全く理解に苦しむ。使われていない3車線目の空間もナンダコレ?だし、主要な渋滞ポイントは新東名と東名が合流する御殿場以東、バックアップ経路は既に中央道があるのだ。「新東名の優先度って全然高くないじゃん?なんで先に開通させるのよ?」みたいな。新しいSAが楽しいのは嬉しいんだが、、圏央や外環や御殿場BPに集中投資していただきたい。

御殿場IC〜R138〜須走IC〜東富士五湖道路〜中央〜大月JCT〜中央〜八王子JCT〜圏央〜狭山日高IC

御殿場から飯能までは何の変哲もないいつもの行程で直行。はい、おつかれさんでした。

半田に泊まるのは2回目だ。前回も今回も半田自体に目的はないが、何故か半田。地理的条件は当然あるとして、街との相性ってのは確実に存在するね。目的があって訪れても後ろ髪引かれない所があれば、特別なものがなくても繰り返し訪れてしまう所がある。同じ店に立ち寄り、街並みの変化を楽しみ、次に来たらこの店でメシを食おう!と盛り上がる。何年かに1度、たった数回の訪問でも愛着のある街。そんな所を再訪したときの嬉しさと、後にするときの寂しさは、なんとも言えないねぇ。また、行きましょうか!

以下、立ち寄りポイントメモ。

あつた蓬莱軒(松坂屋店)

ひつまぶしの店。かなり有名。名古屋に行ったら出来る限り立ち寄る。ここのウナギは焼き方と味付けが本当に素晴らしい。時期により海外産の素材も使用しているとのことだが、いつ食べても遜色なく、たとえ国産でもそこいらの店ではまず敵わない美味しさ。あれだけ大量消費してるのに年中全部国産だなんていわれた日には「それはウソだろ!」と疑わざるを得ないもの。むしろ正直さが良心的といえよう。美味しいけど中国産と聞いてガッカリもう行かない、とか言ってる人は自分の舌をもっと信じないとね。仕上がりは間違いなく一級ですよ:-)

カンデオホテルズ半田

ここ数年でそこらじゅうに進出した新しいホテルチェーン。基本的にはビジネスホテルだが、そこそこ高級感がありつつも良心的な価格帯、上層階に大浴場を備えるのが特徴といったところ。長野県の茅野にできたので、その外観からずっと気になっており(中央道から良く見えるのだ)今回ようやく泊まる事が出来た。内装は落ち着いていて、ベッドは良質でグッスリ。朝食バイキングも充実。全く文句なし!ハズレを引けない旅に安心して選択できる宿だ。

洋菓子カレット(半田店)

少し路地を入ったところにあるが迷わず到着。前回来た時、場所がしっかり脳裏に焼きついていたのね(笑)。ケーキも美味しいが、クッキーなどの焼き菓子の類がこれまた非常に美味しいのである。店内でお茶もできる。洋菓子やさんなのにお赤飯を売ってるのは、本店のほうに和菓子屋さんもあるからなのかな?

マル伊商店

師崎港から東へ車で5分のポジションにあるちりめんじゃこのお店。フェリーの時間待ちの間に行って帰ってこれるのが便利だ。数台だが駐車場あり。ちりめんじゃこは量り売りしてくれる。干物、海苔、せんべい類も売っている。しらすとシャケの手作りふりかけ美味しかったなぁ。

シーサイドファーム伊良湖

夏はメロン狩り、春はイチゴ狩りができるでっかい農場。メロン狩りの時間は過ぎていたので、マスクメロンを購入。箱入り高級品もお手頃だが、型を外れた見切り品は300円〜500円とお買い得。糖度にも差はあるとのことだが、家族用のお土産や「山のようなマスクメロンを食べる夢」を安価に叶えるといった用途には十分だ。500円の玉もちゃんと美味しかった(笑)。食べごろの時期を見定めてくれるので、複数買う場合はずらしてもらうのが良い。ただし、混雑時間帯に見切り品の見定めを頼むのは難しい可能性も。「買うだけ」なら閉場間際の空いている時間帯が狙い目か。

魚すず食堂

通りがかりに飛び込み。もちろん地域柄それなりに期待して入ったが、期待意以上に美味かった。うなぎは地物(時価でガクブルしたが常識的な範囲でホッ(^^;)だそうで、柔らかく、かつウナギそのものの味が前面に押し出された仕上がりには恐れ入った。素材も調理もレベルが高くないと、なかなか食えない味ですよコレ。蓬莱軒とは別ベクトルの一級品。ウナギの肝の佃煮なんて珍しいものあり、これも美味しかった。また行きたいなぁ。近くに宿確保して飲みに行けたら最高だなぁ。

西宮商店

「うなぎの白焼の工場」で小売もしてます、みたいなトコロ。小売目当てで訪れるのは地元の人が多いそうで、そこはナルホドだ。「うなぎ」の看板がなければ精密機器の町工場みたいだし(笑)。ベルトコンベア風の大きな機械で焼いており、素材は地元の養殖モノでお値段も良心的。料理方法を教わり家で焼いて食ってみたけど、やはり美味かった。機械が動いている時間帯なら、焼いている所も見学できちゃうとのこと。時間をずらして再訪したい。

今回の走行距離:880km位
総走行距離:もう忘れた(^^;

自分の歳と同じで、オドメーターの数値もある段階からどうでも良くなるわ〜。

[追記]

http://minkara.carview.co.jp/userid/342026/blog/12085187/

ほほう!渥美半島に「メロンの季節にまた行きたい」という3年越しの野望も、今回無事達成されてたんだ。俺はこの野望はおろか渥美半島とメロンの関連性も完全に忘れてたね。むしろキャベツのイメージが先行してて(笑。フェリーの中で「メロン〜♪メロン〜♪」と盛り上がる嫁を見てなお「メロン?なんだっけ?」とか思ってて、伊良湖到着後にメロングッズだらけの売店を見てようやく渥美半島がメロンの産地だと気付いたレベル。3年前の野望など、日記に書いてなければ思い出すこともなかったなぁ。日記重要ですな(^^;