http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1302/14/news038.html
今後のリリースはWebKit＆V8採用どころかChromiumベースになるとの事で、独自レンダリングエンジンが最大の特徴もあり強みでもあり弱みでもあったOpera Browserが事実上消滅する。PCでは広告が搭載されていた太古の昔から使用しているし、その後はモバイルでも死ぬほどお世話になってきたので感慨深い。Operaのないモバイル生活なんて、ちょっと前まであり得なかったのだから。
初のタブブラウザとしてPCブラウザのUIに革命を起こした。WILLCOMの「京ポン」ことAH-K3001に採用されフルブラウザ携帯として話題になった。W-ZERO3シリーズを含むWindows Mobile末期のブラウジング環境を力強く支え続けた。WebKitベースのブラウザを標準として採用するiOSやAndroidが隆盛を極める今、iPhone以前の第一世代スマフォやPDAを支えてきたOperaが消えるのも時流であろう。
現在、PCではOperaとChromeを併用している。Operaがメインで、ChromeがOutlook.comとHotmailカレンダー専用だ。Outlook.comの動作がIEよりChromeのほうが快適というのがなんとも（苦笑）。ブックマーク管理をOpera Linkに依存しているのでOperaという名前のブラウザがリリースされる限り無理に他に移行する必要はない。が、Operaを使い続ける強い理由はなくなる。Opera LinkやOpera Turboは搭載されるだろうが、それらを含めChromeとどう差別化してくるのか期待したい。
