- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/11/26
- メディア: 雑誌
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巻頭は先月亡くなった徳大寺有恒氏の特集記事。現在の自動車評論家がメーカーに臆面もなく辛口評論が出来るのは、氏のおかげなんだそうな。1984年から続いているという連載記事「俺と疾れ」の最終回が掲載されていた。俺は最初に「間違いだらけの...」が発売された年に生まれたので氏の全盛期は良く知らないんだけど、車に乗るようになってから「俺と疾れ」はほぼ欠かさず立ち読み(おい)してたので、寂しくなると思った。
悲しい事は続くもので、徳大寺氏の直後に、初代プリメーラや32Zのデザインを手がけた前澤義雄氏も亡くなっているんだよね。今号では目次ページの「デザイン水掛け論」休載のお知らせが唯一の情報だったが、次号では訃報が伝えられるんだろう。こちらも12年続く連載で、ほぼ欠かさず立ち読み(おい)していた。共同著者の清水草一氏のBlogによると前号が最後になってしまうようだ。
個人的には前澤氏の訃報はショックでかい。ルノー前の日産が最後に輝いていた時代の名車のデザイナーであり、「水掛け論」でもデザインの好みが自分に近いのが妙に嬉しかったものだ。誌面に先立ってベストカーのサイトに訃報が掲載されているのだが、なんとV36スカイライン(それもクリムゾンレッド)と前澤氏の2ショットが載っているんだよね。粋な計らいで日産車のショットが選ばれたのか、単なる偶然なのか判らないが、自分がスカイラインを手放したのとリンクしてホントにやるせない。
お疲れ様でした&ありがとうございました。
お二方に限らず、慣れ親しんだ著名人や身の回りの訃報が多いってのは、自分がそれだけ歳食ってるって事なんだよなー。なんというか、大事に生きなきゃなーと思う事が増えたよね。年相応に(^^;