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新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

#ぎおん柏崎まつり の「海の大花火大会」行ってきた。 #花火 #柏崎 #新潟 #越後三大花火

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「海の柏崎」「川の長岡」「山の片貝」が「越後三大花火」だそうだ。せっかくの新潟生活なので全部抑えたい。今年は長岡は間に合わず、片貝は日程が合わなかったので、まずは柏崎となった。

日本三大花火大会の1つでもある長岡や、四尺玉が目玉の片貝のほうが知名度は高いか?「柏崎」は1日で1.5万発を打ち上げるので、玉数で考えれば密度の高さが特徴といえそうだ。長岡は2.0万発*1を2日間、片貝は1.5万発を2日間である。

土地勘がないのと年寄りが同行するというのもあり、新潟市から有料席&お弁当付きのバスツアーを利用した。往復ともに多少の渋滞にこそ巻き込まれたが、何時間も足止めされてグッタリ、、、みたいなことはなし。駐車場から会場までは徒歩15分程度。これは楽やね!

会場内は通路や座席のスペースに余裕があってゆったりできる。飲食物はリーズナブル。そして大会オフィシャル弁当がシレっと旨い!ゴミ捨て場やトイレの容量は十分だし、帰路は広い道路を行先別に3レーンに分割し効率的に人を流す等、運営もこなれている印象。肉体的にも胃腸的にも大変快適な花火大会だった。

花火の見どころは、

海中スターマインのプログラム多数
尺玉(10号)100発同時打ち上げ
3尺玉(30号)打ち上げ
尺玉(10号)300発連続打ち上げ

といったところ。仕掛け花火的なものはほぼない。会場が海ということもあって遠慮なく玉のサイズで押す感じのメニュー構成である。街中の玉の小さな花火大会しか見たことがない人は、びっくりするレベルの迫力を楽しめると思う。

以下、細かい感想を。(比較対象は故郷の「諏訪湖湖上」と同「新作」の2大会のみではあるのだが、、)

海中スターマインが多くあるのが特徴的。それも横向きに打ち出した玉が海面に落ちた後に破裂するという興味深い手法。当然着水位置はランダムとなり、無節操に次々と破裂する迫力はかなりのもの。位置とタイミングが制御された諏訪湖の水上スターマインとは違う楽しさがある。

尺玉の100発同時打ち上げはタイミングが外れる玉もなく見事な制御で◎。素晴らしい!仕上げの尺玉300発連続打ち上げも壮観だった。

惜しいのは、スターマインの時間が全体的に短めで構成が単調だったり、仕上げの弾幕が薄いものが多い点。単色の玉が多く鮮やかさにも欠け、そこら辺りは少し期待を下回った。素朴という表現がしっくりくる印象。

プログラムの合間にダラダラと尺玉を上げるのも勿体ない。スターマインのメリハリのなさに拍車をかけてしまうし、ラストを飾る「300発」と同じ玉も多く含まれていたので、ネタバレで総仕上げの新鮮味が薄れてしまう。弾幕強化に資源を集中して欲しい。

もう1つ、三尺玉を上げる直前には比較用の尺玉を単発で上げると良かった。大玉は高く上がるので意外に小さく見えてしまう。見慣れたサイズの比較対象があると高さの違いが把握できる。三尺玉の下で装飾的に小玉を上げる演出も、気が散って逆効果に感じた。

ちと文句が多くなってしまった。「あの長岡と肩を並べる越後三大花火の1つ」ということで期待値が高かったのもありご勘弁頂きたい。現状でも高レベルな花火大会なのは間違いないく、演出面が進化したら全国区だと思う。海中スターマイン用の打ち上げ台を左右両方に設置したら超絶大迫力だと思うんだが、、市長*2どうでしょう?(ぉい

楽しかった。ご機嫌である。新潟に住んでる限りリピートするだろう。来年、長岡と両方行くってのは大変かなぁ?(^^;

*1:過去の数字。2019年は非公開のよう。

*2:有料席の出口で市長自らお見送りは驚きました。握手してもらえばよかった(^^;