【追記】PDT 7.2でJSDTへの依存性は解決するとのこと。Tiwtterで情報頂きました!
久しぶりにコーディング。オッサンなので相変わらずPHPもJavaScriptもEclipseを使って書いているのだが、気張って新しめのJavaScript構文を使い始めたので困ったことになった。
eclipseのPHP環境である「PHP開発ツール(PDT)」は「JavaScript 開発ツール(JSDT)」に依存していて道連れインストールされるのだが、こいつがクセモノ。いまだに対応する構文がES2015(ES6)止まりなのだ。
ES2018(ES9)対応の「Wild Web Developer」をインストールしてみたが、PDTの「PHPプロジェクト」に属する「.js」ファイルにはJSDTの「検証」が働いてしまう。またエディタもJSDTの「JavaScriptエディタ」が使用され、色分け表示も中途半端になる。
まず色分け表示の問題。「Wild Web Developer」はJavaScript用のエディタを追加する訳ではなく、「汎用テキストエディタ」を拡張する方式のようだ。以下の手順で「.js」ファイルを「汎用テキストエディタ」で開くように設定変更する。
次に知らないキーワードや構文を軒並みエラーにしてくれる大変迷惑な「検証」の問題。Wild Web DeveloperがあればJSDTは基本的に不要なので、以下の手順でJSDTによる検証を完全に無効にしてしまうのが良い。
以上でロートルなJSDTに邪魔されることなくPHPとJavaScriptを同じ「PHPプロジェクト」で管理できるようになる。もちろん「Wild Web Developer」の「検証」はちゃんと動作しエラーを指摘してくれる。PDTは最新のPHP7.4に対応してるので、JSDTにも頑張ってほしいところである。