...ていうかほぼ間違いなく「同じもの」でした。
高儀のオリジナル品「BP-1407LiG」。
CAINZのプライベートブランド「KEC-11A」。
下記の高儀の高枝切鋏とCAINZのバッテリーの組み合わせで問題なく動作した。色は合わないけど。
この高枝切鋏は新品をタダで譲り受けたのだが、使おうと思ったらバッテリーと充電器が紛失済みであることが発覚。譲り主曰くすぐには見つかりそうもなく、コメリやカインズの店頭にもなし。「通販で買うしかないかなー」と思いながらカインズをブラブラしていたところ、同じ形のバッテリーと充電器に出会った次第。
なお、高儀の「EARTH MAN」の共通バッテリー機器群は既に「S-Line」シリーズから「S-Link」シリーズに移行していて、「S-Line」は旧式の扱いとなっている。カインズの「e-cycle」の電動工具のラインアップを見ると、機器本体も含めて旧式となった「S-Line」シリーズの一部をそのままOEM調達していると推察される。
旧式の「S-Line」と新式の「S-Link」のバッテリーには互換性がないが、高儀からは「S-Link」のバッテリーを「S-Line」の本体で使うためのアダプタが販売されている。偉い!
という訳で、S-Line本体用にバッテリーを安く調達したいと思ったらe-cycleのバッテリーを買えばいいし、S-Lineの本体が壊れてバッテリーが余っちゃったらe-cycleの本体を買えばいいし、e-cycleのバッテリーが欲しいけど近所にCAINZがない場合にはS-Lineのバッテリ又はS-Linkのバッテリとアダプタを買えばいい、というちょっと便利なお話。
高儀の「S-Line」は収束しつつあるが、CAINZの「e-cycle」は現役バリバリなので「S-Line」が実質的に延命されている状況だというのが面白い。また、CAINZが「e-cycleはやーめた」となっても「S-Link」のバッテリーが使えるという点で安心感が高まる。他のホームセンターのPB製品群でも同様の事例はあるかもしれない。
バッテリーが共有できる充電型工具と言えば「マキタ」や「ハイコーキ」が有名どころであり、本体のラインアップも圧倒的でお手頃な互換バッテリーも流通している。それ以外の各社については入手性に難があったりするのが現実だ。もちろん、S-Lineとe-cycleを組み合わせる場合も含めて、純正でないモノには保証がない点は理解しておきたい。