俺#

新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

このままではAIが世界を滅ぼすよ。いや割とマジで。

現在のAIへの投資の状況はバブルを越えた狂気だ。大勢の阿呆(自分を含む)が気前よく数千~数万円を毎月お布施しているが、そのような現在の収益モデルで回収できる額ではない。将来の見込みも不透明なチキンレースとなっている。

これまでの産業(農業、工業、ロジスティクス)も環境に負荷をかけるが、それは直接的に「人が生きて食うための価値」に貢献するものだ。もちろんAIも頭脳として間接的に貢献していくのだろうが、現状では環境負荷と貢献度のバランスが悪すぎる。

AIデータセンターの電力消費を知れば誰もが魂消ることだろう。データセンターの為の発電所の増設ラッシュが始まった。これまでの環境負荷低減の努力など軽く拭き飛んでしまう。既に近い将来の世界に大きな負債を残すことが避けられない状況なのではないか。

いやはや。省エネ技術の進歩によって世界が多少は良い方向に向かってきたか?と思っていたらコレだ。もっともAIが1~2年で核融合炉やら排熱を宇宙廃棄する発電所やらを実現してくれるのなら大歓迎なのだが、所詮は人の知識を真似るだけのもの。

素人がどうでもいい画像や動画を無駄にひり出したり、どうでもいいプレゼン資料を飾り付けしたり、そんな事の為に今日もサーバが呻って居る訳だ。自分を登場させたつまらん動画をSNSに連投して何が楽しいのか理解に苦しむ。ホントに恐ろしい事になってしまったものである。

もちろんAIそのものは否定しない。たとえば自動運転は場合分けロジックからAIによるものに進化し、割と近いうちに認知機能が低下した人が車で移動できるようになるだろう。自走EVの普及はゴールのひとつで、地方の無駄な公共交通機関を維持する必要性はなくなり大都市一極集中問題の解消にも大いに貢献する。

ついでに言えば、工口画と工口動画の生成も否定しな(以下略