俺#

新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

9年6か月。217,220km。ありがとう!NV350キャラバン! #nissan #nv350 #caravan #キャラバン #日産

名残惜しいがお別れしてきた。

サクラとの二台体制に移行し距離の伸び方も鈍化したので「あと3年乗る」と決めてディスプレイオーディオや冬用のホイールなど新調したのだけれど、その直後のタイミングでトラブル(機関系でなく空調なのが口惜しい)が要因での乗り換えとなった。

クーラーが必須の季節になりつつあり、最期の旅行などは企画できなかった。家族曰く「もうバイバイ?」「突然の別れ!」。しかしながら、ギリギリまで買い出しや粗大ごみの処分などに奔走してくれた。ホントに便利なことこの上ない。実に楽しい車だった。

「もう1回キャラバンで良くないか?」と何度も思い返したが、色々が順調でも死ぬまでに乗れる車はあと数台だろうし、歳を取れば否応なく安楽な小型車に収束する事になろう。もちろん早逝の可能性もある。今のうちに多様な車に乗っておきたい。

キャブオーバーバンは若くないと楽しく乗れない車の筆頭だ。乗り降りが大変だし、そもそもアクティブに使わなければバンの意味がない。キャラバンと過ごした10年、無事にライフイベントが1つ消化出来たということになりそうだ。

商用バンをファミリーカーとして使う場合、快適性能、安全性能、環境性能は犠牲になるので、巨大な荷室というオモチャとそれらを天秤にかける事になる。キャラバンやハイエースの上級グレードは、車好きの所有欲もそれなりに満たしてくれるのが良い。

購入した当時はまだ登場して間もなかったNV350キャラバン。打倒ハイエースを掲げて気合いの入ったモデルだった。その後も改良合戦が繰り広げられているが、台数でハイエースに届くのは難しい。それでも街中で見かける頻度を鑑みれば大健闘だと言える。

グローバル化、電動化の荒波の中で両モデルはどのように変化していくのか?快適性や安全面を考えるとキャブオーバーは好ましくないが、軽トラは一旦セミキャブに移行した後、またフルキャブに戻った経緯がある。利便性>安全性の価値観は変わらなそうだ。

ハイエースは大型化した海外版には直接モデルチェンジができずに困っている状況。日産も海外はルノーOEMばかりでサイズもデカいので、キャラバンの後釜として国内に導入する事は難しいだろう。当面は現行モデルのまま改良が続くのかもしれない。

いずれにしても、いつか又キャラバンの乗る、というシナリオは全く否定しない。キャブオーバーのままのキャラバンにドロドロと乗る時代錯誤でも悪くないし、BEVになったキャラバンにスマートに乗る、なんて事になっても面白そうだ。

さて、次の愛車については改めて。