俺#

新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

今日明日は机のお片付け★ミ

2年半位常駐した会社を明日で辞めることになり、机の周りを片付けはじめた。ここ数ヶ月は週2〜3日の出社で退職準備期間みたいなものだったが、ここが雇ってくれたおかげで脱サラできたので感慨深い。実に変わった会社&変わった仕事環境で、想像以上の苦労も思わぬ収穫もあった。いずれにしても今後の人生に大きく影響を及ぼす2年半には違いない。

「仕える事」と書いて「仕事」だ。人に仕える=人の役に立って報酬を得る行為が仕事なのだ。つまり、そこに人間関係がなければそれは「仕事」ではないということ。例えば、自給自足の畑仕事や猟は仕事ではなく「生きる為の業」=「生業」だということができる。今時山の中で自給自足もないであろうから、皆生業ではなく仕事に就いて生きていくことになる。

仕事と人間関係が切り離せない以上「上司が悪い、客が悪い、だから満足に仕事ができない」というのは実は間違いなのかもしれない。どんなヘボい上司やアホな客が相手でも、その人間関係があることで「仕事」が成り立つわけだ*1。その限られた環境下でも努力と工夫をして、自分の力を発揮し満足のいく仕事が出来るようになることも「仕事人」になるための一つの条件かなと思う。

サラリーマン時代は「ここでは俺は実力発揮できねぇぞオラオラ。」とか思って上司に喧嘩を売ってヘロヘロと辞めてしまった。努力も工夫もあったもんじゃなかった。あそこでやり残したことが確かにあると今さらながら反省している。今回の転職(まぁ引き続きフリーランスなので正確には転職ではないが)は将来を見据えての事なので、別に今の仕事を辞めたい訳ではない。「三十路にしてようやく一歩前進したか>俺」と思った次第(苦笑

まぁ、努力と工夫をこらすにもある程度の経験値が必要になるのは確かなので、脱サラして色々な会社の色々な人とお付き合いできたのは幸運なんだろうなぁ。「若いうちにじゃんじゃん転職してしまうのが吉」というのが俺の仕事に対する持論になりそうだ。10年かけてで3ヶ所回れば、自ずと自分の居場所(会社という意味じゃなくて仕事の分野やスタイルという意味ね)が見つかってくるんじゃないかな。

*1:給料ゲロ安とかサービス残業なんてのは論外だが。役に立って「報酬を得る」行為が仕事なんだし。