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新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

USB接続のディスプレイアダプタその後(2)

http://d.hatena.ne.jp/yamagw/20080731/1217491677

ふぇちゅいんさんとこで紹介していただくとアクセス数が二桁変わります(w

Displaylink社のサイトからダウンロードできるVer.4.5のドライバ、タブレットPCに対応したと明記されていたが、実際にD4のタッチパネルも問題なく併用できるのを確認。ワーイ!

ただ、最初に使った時よりパフォーマンスがかなり落ちた気が(^^;。Ver.4.3以降でAeroに対応したので何か無理をしてるとかだろうか?パフォーマンス重視ならあえてVer.4.2のドライバを使うのもアリかも。今後のチューンアップに期待。

ところで、D4は専用ケーブルかクレードルを買うとアナログRGB出力が可能だ。高いクレードルを買える人は良いとして(笑)、専用ケーブルはUSBアダプタと値段も近いので、USBアダプタと比較してどちらが良いのか気になるところだ。

ケーブルは専用品かつ機能の割りに妙に割高。D4を使わなくなったらお払い箱だし、悩ましいところだ。USBアダプタは汎用品でD4以外でも使えるし、製品によってデジタル出力が可能なのも利点である。

(もちろん、PLANEXのものを含めDVI-I出力ならDVI-I→アナログRGB変換アダプタ*1でアナログ出力も可能ですよ〜。俺も会社ではアナログRGBで使ってます>PLANEX)

USBアダプタもプライマリディスプレイに出来るので、ディスプレイアダプタとしての機能に差はない。むしろ無造作に抜き差し可能なのは便利かも。プライマリとして使用中でも、抜くだけで本体の液晶がプライマリに切り替わり、挿せばUSBアダプタがプライマリに復帰する。最新のドライバなら「安全に取り外す」操作も不要。良く出来てると思う。

メモリが乏しいD4では、メモリ使用量も気になるポイント。ドライバをインストールするとUSBアダプタを使用していない時にも常駐プロセスが4MB程度消費する。これを気にするかどうかは人それぞれだと思うが、アダプタ使用中はこの使用量が25MBまで跳ね上がるのだった(1280x1024ピクセル、16bitカラーの場合)。

ダメじゃん!と思いがちだが、D4のチップセット内臓ビデオ機能は動的にメモリ消費量を調整してくれる。つまり、外部ディスプレイを繋ぐと消費するメモリ量が増えるわけだ。25MBというと丁度1280x1024x16bitのバッファサイズと等しいので、メモリ消費量はどちらも同じ程度と思って良いと思う。

USBアダプタのデメリットは二つ。データの圧縮をCPUで処理するので、D4では体感できるほどの差はないものの、使用中はCPUパワーが食われているハズ。描画パフォーマンスは、やっぱり標準のチップセットの出力のほうが遥かに良いに違いない。

という訳で、外部ディスプレイを常用するのならパフォーマンスを優先して専用ケーブル、プレゼンでたまに使う程度、もしくはデジタル出力にこだわるなら、USBディスプレイアダプタが良いって感じですかね?

*1:マザーボードビデオカードについてくるアレ。どの家にも2〜3個余ってるでしょ?(^^;