VMware Fusionの「フツーに使える」2.0.1が出てました
http://macosx.seesaa.net/article/109694946.html
2.0がバグバグだったので、待望のマルチモニタ対応を泣く泣く諦めて安定している1.1.3に戻していた訳ですよ。なにせ2.0に付属していたVMware Toolsのバージョンは「exp(体験版)」でしたからな。Windows版のVMwareは1.0から使ってるけど、過去こんな酷いリリースはなかったのにな。敵対プロダクトとの対決もいいけど、急ぎすぎ感あり過ぎ。VMwareに対する絶対の信頼度が揺らいでしまった。
そんな状況だったので、2.0系への移行は何度かバージョンが上がるのを待とうと思ってたんだけど、2.0.1のリリースノートを見ると致命的な問題は一通り直ってるみたいだし、2.0.1になったらイロイロ動くようになったという報告がいくつかあったので、再度1.1.3からの移行を試みた。
結論:ようやくフツーに使えるようになった
サスペンドしたVistaのVMを再開すると動作がゲロゲロに重くなる、USBのBluetoothデバイスが使えたり使えなかったりする、という個人的に致命的な問題は解消。Toolsのバージョンも正式版になった。ただ、描画パフォーマンスが1.1.3より落ちた感じはそのままだった。そういえば、新型MacBookの登場で、Mac miniとMacBookホワイトを省けばnVidiaのチップセットがGPUの最低ラインになってるんだよね。全くの推測だけど、2.0系ではホストのGPUがリッチな事を前提に実装とチューニングが行われたのかもしれない。
動画再生などには支障なく、単純にサーフェイスの実画面への反映が遅延している感じ。ブラウザのスクロールやウィンドウのドラッグがもたつくのがねぇ。ダブルバッファリングのロジックがヘボい*1んでないの?(苦笑)。しかし、ユニティモードやフルスクリーンモードがマルチモニタに対応したという利点には変えられないかな。もしシングルモニタ環境だったら1.1.3に戻したけど。まぁ、今後のチューニングに期待しましょう。
あ、そうそう。仮想ネットワークアダプタのカスタマイズだけど、2.0.1でも1.1.3と同じ手法がそのまま適用可能だったのでご報告。
*1:というのも、ゲストの挙動からマルチモニタ分の巨大な1枚のサーフェイスを内部で持ってるのが明らかなんだよね〜。例えばマルチモニタ状態のままゲストを再起動かけるとよく判るんだけど。そこから実画面への転送が...って話。