俺#

新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

福島原発の今後はどうなる?

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110329ddm003040120000c.html
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110329ddm001040053000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110329-OYT1T00309.htm

今まで可能な限り事実を小さく語ってきた保安院が「憂うべき事態」と述べ、副経産相からは「神のみぞ知る」と本音も漏れた。東電が仏企業に汚水処理の支援を要請するなど、まだ状況が好転したとは言い難い。しかし、事態の長期化と共に「異常」が「日常」になりつつある。忘れた頃に爆発してパニック!みたいな事がなければ良いと思う(^^;

さて、報道ではほとんど触れられない「福島原発の今後」について、いくつかの予測記事がみつかったので読んでみた。

http://takedanet.com/
http://cyberbaba.blog57.fc2.com/blog-entry-204.html
http://www.isep.or.jp/images/press/script110320.pdf

どれも「最悪のシナリオ」として記述されているが、これらによれば、

自主避難要請が出ている範囲は住めなくなる
・それより遠方なら飲み食いに注意すれば大丈夫

という結論になる。数日前まで最悪のシナリオとして危惧されていたメルトダウンは既に起こってしまったので、今後の推移は予測できるという考え方だ。いずれも、溶解した燃料棒が地面まで突き抜けて水蒸気爆発する可能性を否定する根拠を示していないのだが、

http://torontostew.blogspot.com/2011/03/blog-post_16.html

スリーマイル島と同様、1メートルのコンクリートの床を突き抜けることはない...らしい。とすれば、今後はダダ漏れになっている放射性物質をいかに封じ込めるのか、残った燃料棒と使用済み核燃料のプールをうまく冷やし続けられるのか、ということになるのだろう。冷却機能の回復は容易ではなさそうだし、長期戦だなぁ(汗