俺#

新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

京セラAirH''PHONEきたー

遂にきたー!AH-K3001V!!発売日の5/14に入荷したという連絡が直送メールで来ていたのだが(前にもかいたけど、顧客への連絡が直送メールってのは相変わらず変な感じ(苦笑)その日の午後から昨日まで新潟に滞在していたため今日受け取った。嫁が白、俺がシルバーである。CF型端末をUSB直結端末に機種変するのは中止。CF型を挿して使う簡易音声端末が出る可能性が高いのを忘れていた。出たら試さないとねぇ(^^;

■良い点

・薄い。軽い。画面デカい。シンプルでカコイイ。
・予測変換は少し重いが有り余って便利。
・変換以外は全体的にわりとサクサク動く。
OperaはPC版と遜色ない。低解像度用加工表示も実用レベル。
・電波の取りが非常に良い。
・USBで急速4時間充電サイコー。
・メールアカウントの設定が詳細に可能。
・その他色々と細かく設定可能。かなり多機能な印象。
・多機能な割に比較的メニューが繁雑でなく解り易い。
・スピーカーが良い。
・これで新規8000円、機種変1万円は安いぞー。

■悪い点

・クリア塗装が表面のみで予想より質感が低い。
・ボタンのクリック感が足りない。
Opera使用中のバッテリー消費が激しい。
・11万画素のカメラ。判っちゃいたけど荒い。
・32kbpsの通信速度。判っちゃいたけど遅い。
・使いこなすのはおばぁちゃんには無理そう。
・パッケージがiPodを意識しているような...(w

期待以上だったOperaの動作速度と表示品質、期待以下だったのは質感とボタンのクリック感。次世代機ではOperaを生かすためにも128kbpsに対応して欲しい&Flashに対応して欲しい&Javaアプレットに対応して欲しい&SDカードに対応して欲しい諸々云々、という期待を込めて80点。まぁ、価格とPHSを取り巻く厳しい環境という現実を踏まえたら120点か。正直PHSもついにここまで来たんだ〜という印象。従来の端末は全て過去形になってしまった。

さて、個人的にはポータブルWebブラウジングツールとしての「CF型AirH''+Linuxザウルス(SL-C700)」が単体のPHS端末で代替できるかどうかがポイントだったので比較してみる。

■京セラAirH''PHONEが勝る部分

・ページの表示品質
・電波の取り
・総重量とサイズ
・ブラウザの起動速度
・接続完了までの速度
・プロバイダ料金不要
・バッテリーの保ち

■CF型AirH''+リナザウが勝る部分

・画面サイズと解像度
・ブラウザがタブ式
QWERTYなキーボード
・ストレージ容量

京セラの最大の利点は充電がUSBケーブル1本で済むこと。リナザウはACアダプタと外付けバッテリが欠かせなかった。当たり前だが電話は常に持ち歩くので実質ケーブル1本の追加という事である(本当は充電なしで1日保って欲しいが、Operaをフルに使うと難しいと予想される)。移動中の通信速度はホントに速い。京セラ端末は昔から電波の取りが良かったが今だ健在。Operaの出来も秀逸。これでタブブラウザだったら...てのは贅沢かなぁ。

まぁ、リナザウは売価が6〜7倍の「PC」なので、その他出来ることを全て比べたら全然勝ち目はない訳だが。ことWebブラウズに限れば問題なく代替できる感じだ。いやー、素晴らしい(^^;;