俺#

新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

V36スカイラインのアルミフィニッシャーの話

スカイラインの本家ブログから。

http://blog.nissan.co.jp/SKYLINE/archives/2007/02/kishi1.html

スカイラインも海外ではインフィニティG35であるからして「和」のテイストを大事にしている、とゆ〜話(超〜意訳)。日産が違和感があるほど「和のテイスト」を強調するのにも慣れてきたけど、最初は「もとから日本で車作ってるだろ、オマエラは!」とモーターショーの度に思ったもの。いつから日産はゲイシャやスシバーやソイソースになったのかと(笑)

ホンモノの和のテイストなんて実はオレも良く判っていない気がするので「もうどうでもいいか」と思いつつ、車で和のおもてなしもなにもない、という気持ちはなくならない。だいたい言ってる本人達はアメリカ人の後を追って「取ってつけた和風」を喜ぶなよ、と思わないのかねぇ。少し年配の人なら確実に違和感があるんじゃないか?最近はマツダが日産の後を追っちゃって困ったものだ。

で、スカイラインの内装に使われているアルミフィニッシャー、和のテイストかどうかはともかく柔らかい感じが個人的には好きだ。ティアナとフーガを経て質感の面でもようやく理想に追いついてきたと感じるし、これは日本人でなければ作れない雰囲気かもしれないと思った。実車を見るまで木目がいいなと思っていたけど、買うのはレッドのボディーにブラック+アルミの内装で決まりだ。

「和紙です!」とか「和のテイストです!」とかうるさく言わなくても、日本人にしか出来ない細やかな表現を継続していけば「これは日本の車だ」というイメージがついてくると思うのよね。日本導入のために出来の悪い内装を相当手直ししたというムラーノが良い例だけど、米国向けだから大雑把でいいという判断は車の価値を下げるばかりだと思うのだ。どの車も丁寧に作りこんで、日本車の良さは値段と耐久性だけじゃないと知らしめる位の気概はないのかねぇ。

そう考えると、同じ車でも欧州向けと日本向けに作り分けて、日本ではコストダウンバージョンばかり売ってるという大トヨタ様。そりゃ儲かるだろうけど、別の意味で情けないかもしれん(^^;