さ〜、デスクトップOSをサポートしてないDELLやHPの激安サーバを、デスクトップ用途で使う人々の苦労がだんだん理解できてきましたよ。
まずはOSのインストールである。無難にWindows XPを選択しておく。ドライバ類の入手で苦労することは間違いないと思ってたけど、まさかCDブートしたインストーラが何もできないままブルースクリーンでコケるとはねー!!「もしかしたらダメかも」と思いつつ、インストールCDが無印版だったので、nLiteでSP2適用済みのディスクを作成してみた。おお、コケなくなったぞ。偉い!>SP2
次はHP謹製のゴツいSATA拡張カード(SASじゃなくて残念)経由で接続されたHDDの認識だ。2003 Server用のドライバが提供されているので、ドライバFDを作ったりnLiteでドライバ統合したりと試行錯誤したけどうまくいかない。2003用ドライバは大抵の場合XPでも使えるハズなんだけど、変な挙動ばかり。動かないように細工されているのかも。チップも不明なので使用を断念して取り外し。オンボードSATAも端子が特殊で今後を考えると微妙だったので、PCI-E(x1)用のゴツくないSATAボードを買ってきた。悔しい(^^;
OSインストール後も認識できないデバイスが山盛りで苦戦したけど、なんとか全てのデバイスを認識させることができた。NICはチップメーカーが提供するドライバ、それ以外はHP提供の2003用ドライバで動いてくれた。やれやれ。これで普通に使える目処が立ったので、PCI-E(x1)なQuadro NVS 290のビデオカードを注文。RADEON X1550のものと迷ったけど、DirectX10対応が決め手でQuadroに決定。OSはXPだけど気分の問題。
あとはサウンドカードが動けばデスクトップ機として完璧!である。とりあえず手持ちのPCI用サウンドカードをPCI-Xスロットに挿そうとしたら、物理的に挿せない!あれれ〜、PCI-XはPCIと相互に互換性があるんでないの?
誤:
正:
げげーん。PCIバスに3.3Vと5Vの区別がある事実を今知った。切り欠きが2箇所あるのが3.3V対応、そうでないのが5Vのみ対応。手持ちのカード類では、CardBusアダプタが3.3V対応っぽい形状をしていた。それ以外は全部5Vオンリー。3.3V対応のサウンドカードも存在しない事はないけど少数派のようだ。ASUSのXonar D2/PMが端子形状から3.3V対応と思われるので確認中。ちょっと値が張るけどUSB音源は使いたくない(^^;
あーあ、たとえゲロ安でも、サーバ機は避けた方が無難ってのは確かですな(苦笑