PLANEX USB接続 DVIマルチディスプレイアダプタ PL-USDVI
- 出版社/メーカー: プラネックス
- 発売日: 2007/11/15
- メディア: Personal Computers
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WILLCOM D4もクレードルや専用ケーブルを買えばアナログRGB出力が可能だけど、どうせならDVIのほうがいいし、汎用製品ならD4の引退後も使えそうなので試してみた。
「サインはVGA」を持っていたことがあったけど、「いざという時に便利だけどちょっとモッサリだよな〜」という感じで使わなくなり手放してしまった。これは、普通のPCI用のビデオチップをUSB-PCIブリッジチップ経由で接続する方式らしい。アイデア製品なんだけどねぇ。
最近出回っているUSBディスプレイアダプタはDisplaylinkという会社のテクノロジーを使っているっぽい。というかサインはVGA以外は全部コレだと思って良さそう。USB接続に最適化されていて、CPUでデータを圧縮、アダプタ側で展開してボトルネックを回避しているらしい。
Windows VistaのAeroに対応するという時点で使えるレベルのパフォーマンスが期待されるけど、その期待通りで全く普通の感覚で使える。動画再生も可能だし、携帯Javaアプリのエミュレータもなんら問題なく動いたりして。これはすごいねぇ。サインはVGAのイメージで避けてる人は試してみる価値あり。
圧縮展開のタイムラグは感じるかも...と思ったけど、そうと意識してもマウスやキーボードの操作では違和感を感じない。本体を外部ディスプレイの横に並べておいて、画面全体が変化する時(UACダイアログ発動等)に見ていると外部ディスプレイのほうが一瞬遅れるのが確認できる程度だ。
ただ、WILLCOM D4で使用するにはいくつか問題がある。
・タッチパネルが使用できなくなる
・ログオン直後に1分間程度マウスカーソルの動きがガクガクする
ドライバをインストールして一度でもUSBアダプタを使用すると、その後はUSBアダプタを接続していなくても上記の症状が出てしまうのだった。そしてドライバをアンインストールすると回復する。これって完全にDisplaylinkの仕業だよな〜。困ったもんだ。
試しにDisplaylink社から直接ダウンロードした最新のドライバにしてみたけど残念ながら現象変わらず。TabletPC関連のサービス・機能を無効にするとマウスがガクガクする問題も出なくなる(気がする。まだ要追試。)ので、もしかするとTabletPC環境でテストされてないんじゃないかと(^^;
基本的にD4はスリープ+休止状態で運用されると思うので、マウスがガクガクする現象に遭遇するのも再起動時だけである。つまり、タッチパネルを使わないのなら我慢できる範囲なんだが。俺は親指ポインティングデバイスと相性が良いらしく、タッチパネルは使わないスタイルで落ち着いてしまったので、ドライバ入れたまま使う予定。