俺#

新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

「Windows Phone 7」シリーズ発表

http://japanese.engadget.com/2010/02/15/windows-phone/

「(Windows Mobile)6.5への投資も継続する」
「7 Seriesは完全な新世代」
「ハードウェアとソフトウェアのより深い統合」
「(ハードウェア・ソフトウェア開発者やコンテンツパートナーを含んだ) 強力なエコシステム。」
「発者向けの充実したツールを含む新しい開発基盤」

ということで、Windows Phone 7はウワサ通りWindows CEをベースとしたPocket PC〜Windows Mobileとは全く別モノになるようだ。画面を見れば見るほど6.5以前との互換性はなさそう。まぁ、Windows Mobileのグダグダ具合を見るとバイナリ互換性なくても良いとは思う。しかし、いわゆる「勝手アプリ」が使えないかもしれないのは残念だ。エコシステムが強調されているのはその可能性の高さを示唆していると考えて良いだろう。さらにマルチタスクが不可能という情報もあるが、そうなると「それってiPhoneと何が違うんだ!?」という話になってくる。

・チープなハードでも動く
Windowsとのソースコード互換性
・勝手アプリ自由自在
・PCライクなマルチタスク

これらのメリットをすべて捨て去るだけの価値がある、素晴らしいOSだと良いですな。開発基盤についての詳細は来月発表、製品のリリースは今年の年末になる模様。マッタリ待ちましょう。

[追記]

http://japanese.engadget.com/2010/02/15/windows-phone-7-series-ui/

上記で「Windows Phone 7 SeriesはWindows CEベースではなさそう」と書いたが、最新のWindows CE 6をベースに構築されるようだ。それは「完全新規OS」とは言わないだろ(^^;。基本的な部分ではWindowsとのコード互換性は保たれ、.NETに対応する可能性も高い。というか、是非対応してクレい。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0527/pda49.htm
http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/winembedded/ce6_01/ce02.html

プロセス数最大32個、プロセスあたりのメモリ空間32MB、という古の制限から開放されるのがCE 6のトピックですな。API呼び出しも効率化されるようだ。ん〜、CE 6ベースで超サクサク動くWindows Mobileも見てみたかったな〜と思ったり。