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新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

デジカメ買ったよ

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ついうっかりオリンパスのミラーレス一眼「E-PL1」ズームレンズキットを買ってしまった。ミラーレス一眼がやたら売れているというので、フラフラと流行に流されて...(^^;。というのは冗談で、オリンパスの最初のマイクロフォーサーズ機である「E-P1」が登場した時から、次はコンデジにするか、マイクロフォーサーズ or 類似のモノに挑戦するか、ずっと考えていたのである。

最初に買ったデジカメ*1オリンパス単焦点機「CAMEDIA C-1」で、HYBRID W-ZERO3と同程度の画質だったと思う。2台目はミノルタの「DiMAGE X20」で、超コンパクトながら3倍ズームを実現したデジタルならではの屈折光学系に萌えた。3台目はパナソニックLUMIX」の3倍ズーム最下級機(型番忘れたスマン)で、これは画質が好みでなく短期間で手放した。4台目は現在使用中のリコー「Caplio R4」で、このサイズで7.1倍ズームは当時革命的だった。

で、「その次」である。ZINLIME氏の影響でカメラに対する知識が増え、R4ではいじれる幅が狭くてちょっと物足りないと思う場面は増えてきた。しかし、一眼レフは「大きくて重くてジャマ」だ。画質を求めればイメージセンサのサイズには下限があり、当然光学系にもそれなりのサイズが必要という理屈は解るが、R4でさえ「よし、今日は持っていくぞ!」というときにしか持ち歩かないわけで、確実に棚の肥やしになるだろう。デカいカメラに三脚かついで運動会で場所取りするオヤジってのも趣味じゃないしな〜(苦笑)

そんな時に登場したのがミラーレスで小型化が可能だというマイクロフォーサーズ規格。オリンパスE-P1にはかなりときめいた*2。しかし、冷静に検討した結果「まだ重いしデカい!」「(レンズ買わないと)満足にズームもできないとか!」「ストロボすら付いてないなんて!」という感じで、高倍率ズームのお気軽コンデジに毒された身にはあと一押し足りない。画質がAPS-Cサイズのイメージセンサを搭載する一眼レフ機には届かない、というのも保留という判断に至った理由の一つではあるのだが、やはり機動性である。

一方、コンデジにも期待できる進化があった。高感度に強くなるという裏面照射CMOSの登場だ。R4の画が大いに肌に合っていたので、リコーが裏面照射CMOSを採用したらそれでいいかもしれん!と思っていた。そして、、、

・リコーのコンデジCX3登場→裏面照射CMOSキター!
・ストロボ内蔵のE-PL1登場→ストロボ内蔵キター!
ソニーが新規格ミラーレス近々発表→APS-Cサイズキター!

もうね、どれにしていいかわからん状態ですよ(笑)。とはいえ、ちょっとR4の調子が悪くなってきたので、良いタイミングと見て再考してみた。

まず第一候補のCX3。面照射CMOSの威力が期待したほどでなかったのが残念。もちろん確実にノイズは少なくなっているものの、コンデジの画質が期待値に届くことは当面なさそう。R4より小型でかつ10倍ズームと画質以外の進化も大きいが、同様の高倍率機は他社からも山ほど登場し、リコーだけの飛び道具ではなくなってしまった。お値段もCX2が安売りしているので、CX3は高止まり状態。こうなるとイマイチ押しが弱い。

次にストロボを内蔵したE-PL1。ボディはもちろん付属レンズにもプラスティックを多用してトータルに軽量化を達成しているのが頼もしい。そしてズームレンズキットのコストパフォーマンスが異常だ。コンデジで言う所の「10倍」に相当する300mm(35mm換算)まで寄れるレンズとマウントアダプタが付いて差額2万ポッキリ。

ソニーのミラーレスは、ストロボ内蔵じゃないのが判明し、発表前にしてE-P1と同様の理由で選択肢から漏れてしまった。ごめんよ〜>ソニー。ストロボの外付けユニットは標準で付属するらしいが、取り付けたら飛び出すだろうし、外せば当然取り付けが必要で機動性は確実に落ちる。APS-Cは魅力的だが、フォーサーズの画質も言うほど悪くないと思うのだった。当たり前だが

並みのコンデジ<裏面照射CMOSコンデジ<<<<<<フォーサーズAPS-C

なんだよね確実に(^^;。フォーサーズAPS-Cの画質の差とストロボの有無を天秤にかけたら、やっぱりストボロが欲しい!というのが結論。

というわけで、E-PL1、しばらく頑張って弄ってみます(笑

*1:それ以前にもCASIOのQV-11やトイデジカメを何台か買ったけどまだフィルムカメラがメインだった。

*2:先に出たLUMIXにときめかなかったのはコンデジの「3台目」が原因だと思う(苦笑)