俺#

新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

#不思議の国のアリス展 に行ってきた話 #新津美術館

最終日に滑り込みで行ってきた。入場制限かかる程度に混雑してた。週末で最終日だもんね。

www.alice2019-20.jp

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始まる前から「行きたい!」と嫁さんに要望していたのだが、良い返事がないまま今日になってしまったのだった。今日もやはり乗り気でない。アリスは好きなハズなので「???」だったのだが、

「(オリジナル挿絵のジョン・テニエルの)絵が苦手」

なんだって。あらま。最終的には、何故か「10月の『ミイラ展』に付き合う」という交換条件により付き合ってもらうことになった。

www.city.niigata.lg.jp

生ミイラですよ。ミイラのほうが怖い気がするけど(汗)

アリス展については以下が詳しい。脱出ゲームなどエンタメ要素もあるけど、国内外のアーティストによる挿絵と共にストーリーを追いかける展示がメインで、ジョン・テニエルの比率は相対的に低かったので、結果的に嫁さんも楽しめたようだ。

ponkotsu33.com

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実は「不思議の国のアリス」って本では読んだことない(映像作品は何本か見たけど)。気分が盛り上がったところで、好みだった「ロバート・イングペン」の挿絵の紙本を注文してみた。届いたらゆっくり読むとしよう。

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最近食べた #お米 の話。 #五百川 #葉月みのり #ササニシキ #早場米

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新潟に来てからは、ほぼ「コシヒカリ」か「こしいぶき」を食べているが、8月は変わり種の早場米が楽しいシーズン。食べるほうは呑気なものだが、収穫時期が異なる品種を開発するのは災害などで全滅する事を回避するためでもある。例えば「新之助」は遅場米として開発された品種だ。研究開発の努力には頭が下がる思いですな。

五百川

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福島県が原産の早場米。コシヒカリの突然変異を固定化した品種だそうで、言われてみればコシヒカリに近い食感だと思う(テキトーな)。名前は河川の五百川から。高速パーキングの名前になっているので、磐越道を走る人なら「あのへんだー」と思い浮かぶのでは。

葉月みのり

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早場米と言えば九州産のイメージがある中、対抗すべく「お盆に食べられる新米を!」ということで新潟県で開発された品種。こしいぶきがお父さん(or お母さん)に相当する。新潟市では五百川より入手性が高く、また値ごろ感のあるお米である。

ササニシキ

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早場米とは関係ないけどついでに。宮城で見かけて思わず購入。アラフィフ世代には懐かしく感じる名前だろう(東北ではそれなりに出回っているのかな?)。コシヒカリと並ぶブランド米でありながら気候変動や病害に弱く、平成米騒動以後はほぼ姿を消してしまった。

炊きあがった瞬間の感想としては「これ給食のごはんの匂いだよね!」。改めて味わってみると粘り気が少ない食感が特徴的で、日本的なオカズと相性が良いと感じた([追記]校正してて気付いたけど写真のパッケージに同じことがまんま書いてあるやん!俺の味覚も捨てたもんではなかったわ!!(笑))。もちろん「ごはんだけでもおいしいわ」なのだが。

お米と言うとどうしてもこの人(↓)が思い浮かんでしまう。


ハンマーで指を潰して骨が折れた件の中間報告 #骨折 #ハンマー打ち

グダグダと書きなぐったとりとめのないエントリーである。

5月末、庭で作業中に右手の人差し指を完全骨折してしまった。俗にいう「ハンマー打ち」である。気候が良くなると増えるというハンマー打ちは、多くの場合「利き手と反対の手」に発生する。何故「利き手の人差し指」だったのかは、以下の図を見て頂きたい。

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LINEで説明するためにペンタブで初めて描いた画。

要するに狙いがそれてハンマーを握った指を柄と杭に挟んでしまったわけだ。これだけ見ると「な~んだ」と思うだろう。自分でも大したことないと思った。「痛くもないしこの1本は終わらせとくか...」みたいな。しかし、作業継続を試みたところハンマーが持ち上がらない。「痛くない」のではなく「麻痺してるだけ」だった。

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(↑愛犬のためコイツの施工をしてました。)

グローブを外したら太さ2倍の赤黒い物が出てきた。「このプリプリソーセージは指だよなぁ。コンクリブロックを砕くために買った重量級の鋼鉄ハンマーと鉄杭の組み合わせは伊達ではない。やはり杭打ち器を買うべきだった。リスクヘッジは重要だわ。ブツブツ。」などと遠い目で現実逃避しているうちに感覚が戻ってきた。

凄く痛い!!!!(当たり前)

俺「嫁ちゃーん!トンカチで指潰しちゃったー!なんかヤバいー!(半泣き)」
嫁「あーん?相変わらずドジじゃのう。。。(ギョッ)キャー!冷やして冷やして!!!!」

嫁が黄色い声で「キャー」という事はあまりないのでレアな体験ではあったが、翌日病院に行くまでの苦悶は思いだしたくない。ロキソニンも効かない。寝られない。

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(↑買わずに後悔した安全に杭を打つ道具。結局昨日買いました。)

翌日朝イチで嫁に連れられてお医者へ。レントゲンには奇麗に折れて明後日の方向を向いてる指先の骨が写っていた。

先生「これは...クックックッ。戻るかなぁ。戻すしかないんだけど。麻酔するか麻酔なしでやるか。麻酔も痛いけど、どうする?」
俺「どっちも嫌ですよ!(今笑ったろ!?w)」

何もしなくてもとにかく痛いので「一時的でも楽になるか」という思いで麻酔してもらうことに。恥ずかしながら採血や注射が苦手だ。どこの病院でも「横になりましょう」と言われてしまう。今回も言われてしまった。自分では努めて冷静を保っているつもりなのだが...そんなに青い顔してるんだろうか?

骨を戻す作業は「力技でグリグリする」「レントゲンで位置を確認する」の繰り返しである。爪もグッチャリなんだけど、構わずその上からグリグリする。完全に

骨>爪

という価値観。容赦ない無慈悲な世界。理屈では正しいのだろうがキツイ!血が噴き出す!ホントに麻酔効いてんのかこれ!(脂汗)

先生「痛かったね!麻酔しといて良かったね!」

麻酔してなかったら死んでるわ!しかし「グリグリ」1回で決めて頂きました。良い腕です!ありがとうございます!!その後は器具で固定される。想像してたより簡易な装備。ガチガチに固定されるのは辛いので有難い。

嫁「...待合室にも悲鳴が聞こえたよ(苦笑)」

待合室で待機中の少年が心なしか委縮してる気がした。スマンなボウズ。骨が付くまでは1か月、ズレがないか週1回確認する、最初の1週間は器具を外さない、もし強くぶつけたり無理に動かしてしまったらすぐに受診する、てな感じ。痛み止めが処方されて終了。

骨の位置が戻ったためか、麻酔が切れた後も痛みのレベルはさほど上がらず結構楽になった気がした。指が弾けるかと思うほどの腫れも少し引いた感じ。折れて位置がズレた骨は、体内では単なる異物なのかもしれないなぁ。

0日目:受傷。眠れない痛み。
1日目:初診。骨の治療。治療後は痛みレベルが若干低下。痛み止め必要。右手を使うなんてとんでもない。
2日目:痛みレベルさらに低下。痛み止め必要。右手を使うなんてとんでもない。
3日目:痛み止め不要。心臓より低い位置だと短時間でも辛い。就寝中に痛みで数回飛び起きる。無意識に動かしてしまうようだ。
5日目:なんとか親指、薬指、小指が使えるように。中指は動かすと人差し指も引っ張られて盛大に痛むので使えない。
7日目:再診。骨の経過良。心臓より低い位置でも30分くらい耐えられる。ペンの保持くらいなら中指も使えるように。
14日目:再診。骨の経過良。心臓より低い位置で終日普通にしていられる。中指の自由度さらにアップ。人差し指は相変わらず。
21日目:爪の根元の肉が爪に乗ったまま剥離。動かした時の痛みが「ビキーン」から「ジワジワ」に変わる。中指は完全に自由。
28日目:再診。骨の治療は終了。念のため1か月後に再診予定。人差し指も「動かすだけ」なら痛まなくなった。

(恐らく)骨に起因する痛みは2週間程度で解消したのだが、それ以降はとにかく爪が痛かった。動かすだけで痛い。何かに当たっても痛い。買い物カートや車のハンドルの振動など痛くて耐えられない。21日目を過ぎると徐々に痛みは軽くなり、28日目には動かすだけなら痛まなくなったが、33日目の今日も負荷のかかる作業に人差し指は参加させられない状態。

「マウスボタン」や「キーボード」の押下ができないか試してみたのだが、爪による支持が全くないので「フニャ」と曲がってしまい、通常のストロークでは押下されない。押下するところまで力をかけると鈍いが痛みが出てしまう。爪って人体において物凄く重要なパーツなんだと痛感した次第。幸いペンタブ生活にも慣れた。もう少し養生する日々が続きそうだ。

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すっかり作業環境に馴染んだワコムのペンタブ。

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(↑ローエンドモデルでも精度十分。使える!)

#PDT を入れた #Eclipse で #ES2016 以降の #JavaScript 構文がエラーになる問題 #php #ECMAScript

【追記】PDT 7.2でJSDTへの依存性は解決するとのこと。Tiwtterで情報頂きました!

久しぶりにコーディング。オッサンなので相変わらずPHPJavaScriptEclipseを使って書いているのだが、気張って新しめのJavaScript構文を使い始めたので困ったことになった。

eclipsePHP環境である「PHP開発ツール(PDT)」は「JavaScript 開発ツール(JSDT)」に依存していて道連れインストールされるのだが、こいつがクセモノ。いまだに対応する構文がES2015(ES6)止まりなのだ。

ES2018(ES9)対応の「Wild Web Developer」をインストールしてみたが、PDTの「PHPプロジェクト」に属する「.js」ファイルにはJSDTの「検証」が働いてしまう。またエディタもJSDTの「JavaScriptエディタ」が使用され、色分け表示も中途半端になる。

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JavaScript 開発ツール」はasyncもawaitも知らない子

まず色分け表示の問題。「Wild Web Developer」はJavaScript用のエディタを追加する訳ではなく、「汎用テキストエディタ」を拡張する方式のようだ。以下の手順で「.js」ファイルを「汎用テキストエディタ」で開くように設定変更する。

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エディタ画面を右クリック→「次で開く」→「その他...」→

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「汎用テキストエディタ」を選択し「全ての*.jsファイルで使用」にチェックを入れて「OK」

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asyncとawaitがキーワードとして認識された

次に知らないキーワードや構文を軒並みエラーにしてくれる大変迷惑な「検証」の問題。Wild Web DeveloperがあればJSDTは基本的に不要なので、以下の手順でJSDTによる検証を完全に無効にしてしまうのが良い。

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メニューの「ウィンドウ」→「設定」を選択

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JavaScript検証」と「クライアントサイドJavaScript」のチェックを外して「適用して閉じる」

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エラー表示もなくなり奇麗に色分け表示されるようになった

以上でロートルなJSDTに邪魔されることなくPHPJavaScriptを同じ「PHPプロジェクト」で管理できるようになる。もちろん「Wild Web Developer」の「検証」はちゃんと動作しエラーを指摘してくれる。PDTは最新のPHP7.4に対応してるので、JSDTにも頑張ってほしいところである。

オリジナル #ステムキャップ でバイクを彩る! #アクセントプラス #自転車 #ロードバイク #ミニベロ

accentplus.jp

故郷で「アクセントプラス」を営む旧友N氏からのプレゼント「ステムキャップ」を愛車Tern Crestに装着しました。(遅すぎー)

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AccentPlusではNC彫刻機(NCフライス)を用いて樹脂類、木材、金属類などを削り出し製作するオリジナル製品や、既製品に彫刻加工することによって新たな価値を付加するなど、この世界に一つしか存在しない特別な物を提供します。

この「NC彫刻機」というやつがありきたりなレーザー彫刻やプリントとは違う風合いをもたらすのである。

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タイヤ交換も手慣れたものになってきた。

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標準のステムキャップ。普通は気にするようなパーツではない。名前知らなかったし。

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プレゼントのステムキャップ装着。交換は簡単。きっちりフィットしました。

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走行中にも目に入るのでカスタムするには良いね。愛着もひとしお。

「良いね!」と思われた方は是非こちらからお問い合わせください。気さくなオッチャンが親切丁寧に対応致します(笑)。

俺もお前も #PCR検査 を受ける必要はない。必要なのは手洗いである。 #COVID19 #新型肺炎 #新型コロナ

(本記事は「現時点で私はこう理解している」というだけで、それなりに正しいとは思っているけど、間違っているかもしれないし、何の責任も負わないし、負えません。念為。)

キャパシティ目一杯のPCR検査が行われていない事を嘆く人が多い。スペック通りの検査件数をこなせない要因は人的リソース不足にあると推測しているが、ここ数日の検査件数が減っているのは別の理由、すなわち「単に検査が必要な患者が少ないだけ」なのであろう。結構なことである。

そもそも「COVID19」とは何か?ざっくり言えば「質の悪い風邪」だ。感染力があり、重症化したり死亡したりする確率が少し高いが、多くの場合は自然に治癒する。インフルエンザみたいな病気だと言える。

インフルエンザみたいな病気なのだとしたら、世界は何を恐れているのか?

要治療患者の爆発的な増加

である。

人の体はウイルスに感染すると抗体を作り出す。例えばインフルエンザの場合、既に多くの人が抗体を持っているので、季節的な流行があるにしても患者数は限られる。毎年恒例であるから、それに対する医療のキャパシティが十分なのは身をもって知るところだ。

(インフルで病院に行って追い返されたなんて話は聞いたことないでしょ?)

しかし、COVID19の原因となるウイルスは「新型」なので、ほとんどの人類は対応できる抗体を持っていない。ここが決定的に違う点だ。放っておけばどんどん感染してどんどん発症する。医療のキャパシティを容易にオーバーする。

医療のキャパシティを超える数の要治療患者が出てしまうと、治療が行きわたらないので助かる命が助けられなくなる。もちろん他の病気の患者への対応も難しくなる。「医療の崩壊」と言われる状態で、これが最も懸念されるワケ。

今実施されている様々な施策の目的は「新たな感染を絶対に起こさないこと」でも「COVID19を根絶やしにすること」でもない。「急激な患者数の増加を抑えること」なのである。つまり、やたらと検査をして感染者を抜け漏れなく見つけ出す必要はない。

あなたが重症でないのなら「感染していること」を知る意味はない。重症でないなら治療の必要も方法もないからだ。「感染していないこと」を知る意味もない。抗体を持たない以上、近い将来に高い確率で感染することになるからだ。

ただし、軽症でも「それらしい症状」が出ている場合、感染している可能性を考えて他の人に感染させない努力をしなければならない。それは「急激な患者数の増加を抑える」ためであり、「死亡率が高いお年寄りや基礎疾患のある人の命を守る」ためでもある。

「感染していなかったら無駄な努力になるから検査して欲しい」と言うなら、それはおかしな理屈だ。COVID19でもインフルエンザでもタダの風邪でも、それを人にうつすべきでない。どちらにしてもCOVID19であるか否かを判定する必要はない。

PCR検査は「重症者の診断確定」や「感染経路の調査」や「感染者数の推計」のためもので、それと関係ない人が検査をしてもらう意味は全然ないのである。今は「感染しない努力」と「感染させない努力」を欠かさず、大人しく過ごすのが世のため人のため自分のためである。

まぁ、以下のサイトに同じような意味のことが書いてあるんだけどねコレ。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

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(上記サイトより引用)

政府の対策は素人目には後手だったり場当たり的だったりするが、結果的にはそこそこ上手くやっていると考える。PCR検査を大胆に実施した韓国やイタリアも、現在は日本の手法を後追いをしている状態で、どこも試行錯誤なのだ。

これから感染が増えそうな国はどう対処するのだろうか。先行して迎え撃った中国は「一抜けた」で経済回復してますます栄えたりして。それはそれで結構なことである。我々も頑張らねばならない。手洗いが日本を救う!(笑)

さて、人類がうまくピークを乗り越えた後、COVID19はどうなるのか?

この手の感染症の末路にはいくつかパターンがあるそうだ。なんとなくだが、1~2年で世界中の多くの人が感染して(=風邪をひいて)それと気づかないまま抗体をもつのではないか?その後は時々流行する程度の、文字通り「インフルエンザみたいな病気」として定着するのではないか?と思っている。

マージンを切り詰めた生き方では乱世を乗り越えられない #トイレットペーパー #新型肺炎 #COVID19

トイレットペーパーが買い占められた問題。備品の窃盗や転売目的での購入は非難したいが、多くの人が購入に走るのは致し方ない事だ。「とりあえず買っとく」のが普通の行動パターンですよ。腐るもんでもないし。

それにしても「買えなくて切羽詰まった」という人が多い気がする。消耗品をストックしない人が多いのだろうか?トイレットペーパーのラスト1ロールを使い始めたらコンビニで買ってくる、なんて生活しているのか?

さて、発端となった新型肺炎である。検査は期待通り進まず*1、企業は休業もままならず、学校が休校しても現場が混乱するばかり。特に休校については子育ての経験から想像される通りの状況で『終わっててラッキー』なのだが、これらはすべてにおいてマージン(余裕)がないやり方が横行している事に原因があるように思う。

組織にも人にも物資にもマージンがないから変化に対応することができないのだ。表面的にはお金の問題に見えるかもしれないが、根本的には手法や価値観の問題だ。長いことマージンを切り詰める経営や生活を継続して積み重ねてきた結果なのである。

派遣や非正規雇用の問題は代表的で、雇用する側の効率化のために雇用される側のマージンを切り詰めるものだ。大都会も最たるものであろう。常に満員&行列&渋滞であり、あらゆるマージンを切り詰めて効率のために全てを捧げた世界だといえる。

どちらも個人のマージンを削り取って犠牲にしているのだから全体としては効率は良いように見えるが、犠牲となった個人は幸せといえるのか。そして、マージンのない世界はちょっとした変化で簡単に破綻する事を我々は知っている。

電車1本止まれば、、、
大雨が降れば、、、
地震が起きれば、、、
疫病が発生すれば、、、
トイレットペーパーが店頭から消えたら、、、

あなたは「トイレットペーパーが店頭から消える」という変化に対応できただろうか?

満員電車で通勤し、足蹴くコンビニに通い、トイレットペーパーを置く余裕もないウサギ小屋に住む。それを「便利」と称して自らのマージンを削り取られる生活で、幸せになれるんだろうか?

単に「備蓄せよ」ということではない。価値観を転換すべき時なのだ。気付いた人は、とりあえず新潟に引っ越してきなせ。(そこにつなげるのか!>俺)

以下余談。

我が家では以下が常時ストックされるよう努力している。基本的にズボラであり消費と補充のペースが合わずに切れているタイミングもあるので自慢はできないのだが。

水ペットボトル
カセットガスボンベ
パックご飯
インスタント食品類
缶詰類(犬用含む)
ラップ類
紙類
電池類

これに加えてカセットコンロの他、電源の要らない灯油ストーブとカセットガスを使用するポータブルストーブを備えている。

通常は自然災害を想定して「3日位は飢えない」を目安としているが、現在は新型肺炎対策で食品類を「10日位」まで増備している。嫁によるとトイレットペーパーは「1か月分くらいある」とのことで、切れる前に店頭で買えない状態は解消すると見込んでいる。

*1:素人の「要望」とやらに応えてやたらと検査をする必要はないと思うが、スペック通りの件数をこなせないのは人的リソース不足に起因するボトルネックが存在すると推測する。