http://flashdevelop.jp/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
FlashDevelopで普通に「プロジェクトをテスト」するとIDE上でswfが単体で実行される。これはこれで便利ではあるが、通信を伴う処理やJavaScriptとの連携を含めたデバッグは行えない。テスト時にswfを埋め込んだHTMLをブラウザで表示させ、かつステップ実行等のデバッグ機能をを使えるようにする手順を以下に示す。
デバッグ版のFlash Playerを導入する
http://www.adobe.com/support/flashplayer/downloads.html
上記からデバッグ版のFlash Playerをダウンロードしてインストールする。
Download the Flash Player content debugger for Internet Explorer - ActiveX
Download the Flash Player content debugger for Firefox - NPAPI
Download the Flash Player content debugger for Opera and Chromium based applications - PPAPI
Download the Flash Player for Windows 8 x86 debugger
Download the Flash Player for Windows 8 x64 debugger
Download the Flash Player for Windows 8 RT debugger
Download the Flash Player for Windows 8.1 x86 debugger
Download the Flash Player for Windows 8.1 x64 debugger
Download the Flash Player for Windows 8.1 RT debugger
ブラウザでデバッグ用Playerが有効になっているか確認
以下のURLをアドレスバーに入力して、インストールしたデバッグ版のFlash Playerが有効になっているか確認し、それ以外のFlash Playerが有効になっている場合は無効化する。
opera:plugins
↑Operaの場合
about:plugins
↑Firefoxの場合
chrome://plugins/
↑Chromeの場合
Chromeの場合、PPAPIのデバッグ版PlayerをインストールしてもChrome標準のFlash Playerが有効かつ優先されるので、上記URLの画面から「C:\Windows\SysWOW64(or system32)\Macromed\Flash\」でないパスのプラグインは無効化する必要がある。
それ以外のブラウザでは基本的にインストールしたPlayerが適用されるようだが、例えばNSAPI用にはデバッグ版Playerを、PPAPI用には通常版Playerをそれぞれインストールしたという場合、PPAPIもNSAPIも使えるブラウザにおいてはNSAPI用だけを有効にしなければならない。
FlashDevelopの設定
「プロジェクト」→「プロジェクトの設定」→「プロジェクトをテスト」欄のプルダウンで「ドキュメントを開く」を選択する。
「編集」ボタンを押して、swfを埋め込んだHTMLファイルのパスを入力する。
「プロジェクトをテスト」を実施する
デフォルトの設定では、swfはプロジェクトフォルダ内の「bin」フォルダに生成されるので、binフォルダ内にテスト用のHTMLファイルを置くのが良い。binフォルダ内に「jstest.html」というHTMLファイルを置いた場合、HTMLファイルのパスには
bin/jstest.html
と指定する。
以上でHTMLに埋め込んだ状態のswfのデバッグが可能となる。良かった良かった。ただ、必ずデフォルトブラウザが使われてしまうのが悩ましい。ブラウザを明示できれば、普段使うブラウザでデバッグ版Playerを動かさなくて良いのだが!