俺#

新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

カヤバ「NEW SR SPECIAL」とブリッツ「SUPER FLEX SUSPENSION」レビュ〜

http://www.kybclub.com/kybclubhtm/Type-ba.shtml
http://www.blitz.co.jp/products/suspension/sfs.htm

愛車はA32セフィーロ2.0エクシモ。車高調が製造停止ということで、メーカーもあまり調べないままコックピット青梅で「純正よりちょっと固め&ちょっと低め」という要望を述べて注文してもらったのだが、どちらもガチガチのセッティングではなく「純正の置き換え用途」として有名なブランドだそうだ。まぁ、2000ccのFFセフィーロでサーキットには行かないと思うので(多分...)これで十分でしょう。

純正と比較すれば突き上げ感は大きい(当然なんだけどね)が、街乗りしても問題ないレベル。当初「峠を走るにはいいけど普段はやっぱり硬いかなぁ」と感じたので、同乗した人全員に「乗り心地悪くない?」と聞いてみた。しかし、全員「快適」「別に普通」というお返事。嫁に運転させて後部座席に座ってみたら、確かに「普通に快適」という感想。比較対象が10万キロ超のヘタリ切った純正サスだったので、交換直後は余計に硬く感じたのかもしれない。

高速道路はとても快適になった。車の挙動が安定して、長距離走ったときの疲れ具合が全然違う。同乗者も同様の感想を持つようだ。高速域では街中である突き上げ感もなくなる。ただ、なんでもなさそうな段差を超えるときに激しく「ボコン」と突き上げられる事が時々ある。同じような段差でも「コトン」と気持ちよく越えられる事のほうが多いので、相性の悪い速度+段差があるということなんだろうか。これさえなければ「上質」な乗り心地と言えるんだけどな。

ちなみに、最悪の路面と言われ「ベストカー」誌でも乗り心地ベンチマークに使われる中央道の笹子トンネルでは、路面のうねりに共振して「びょんびょんびょんびょん」と大きく跳ねてしまうようになった。良く観察してみると10台に1台は同じように跳ねている車がいるが、めでたく仲間入りである。これはホイールベースとバネレートがたまたま共振する組み合わせになってしまったという事か。速度を落とすと多少マシ。運が悪いと諦めるしかない!?(苦笑

足回り強化のご利益をいちばん感じたのは、やはり峠。劇的にペースアップできる。そして運転が上手くなった、と勘違いする。調子に乗ってて事故らないように気をつけねばならない(笑)。足回りを変える事の絶大な効果を知ってしまうと、乗り心地はさておいてもっと硬く低くしたくなる。さらに、セフィーロじゃエンジンパワーが足らないなぁと感じてしまうようになる。「ああ、こうしてみんなパワーを求めるようになるんだ〜」と思った次第(^^;

とにかく、10万円の出費は十分にペイした感じ。まだまだセフィーロに乗り続けるぞ〜。