http://www.jbdns.com.cn/product/html/?94.html
・測定値の誤差について
下の記事で「3割程度の誤差は気にしなくて良い」と言っていますが、仕様をちゃんと読みますと以下のような記述内容でした。
検知する放射線のエネルギー量の範囲の誤差→±30%
測定値の誤差→±20%
従って「2割くらいの誤差は気にしなくて良い」が正解です。
・β線は検出できないの?
品名が「X-γ」なので「β線」を検出できないと思っている方がいました。β線も「検出できます」。ただし、エネルギー量が検出可能範囲「0.05MeV〜1.3MeV(誤差±30%)」に収まるものだけです。
ヨウ素131についての詳細は以下。
http://cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/11.html
セシウム137についての詳細は以下。
http://www.cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/13.html
ヨウ素131が放射するβ線のエネルギー量は、0.248〜0.606MeVです。セシウム137が放射するβ線は、ほとんどが0.514MeVです。従って、仮に最大となる30%の誤差をもった「ハズレ機体」でも問題ない事が判ります。同様に、γ線のエネルギー量も検出可能範囲内です。