#避難勧告 からの避難のタイミングをデータで考える #新井郷川 #阿賀野川
当地(新潟市北区)は地形的に水害に弱く、昔から良く沈んだそうだ。もっとも先人の努力により治水が進み、現在では「福島潟放水路」「胡桃山排水機場」「新井郷川排水機場」といったデラックスな設備群に守られている。パチパチパチ。カーックイイ!
(...でなければ申し訳ないけど引っ越してこれませんな(^^;)
しかし、台風19号がやばかった。これだけ広範囲で一斉に氾濫が起きるなんて!当地も阿賀野川が上流で氾濫し、その影響で台風が過ぎてから避難勧告が出た。信濃川もそうだが、大河の下流域では雨のピークからタイムラグがある。
近隣を流れる新井郷川(から分岐する兄弟堀)が阿賀野川に面しているのは「胡桃山排水機場」だが、、、
外側の水位は図示された周囲の土地よりも高い!そして外側の水位が3.6mなので1.4mに立地する我が家は決壊したらアウツなのであります。なお排水機場の内側は常時「マイナス水位」に保たれているので、-0.8mは定常値である。水位差4.4mをブロックしているわけだ。
仮に付近が決壊するとした場合「兄弟掘の水位」の変化があるはずだ。それが避難行動のトリガーとなるだろう。先ほど阿賀野川側の水位がピークを越えたので、今のところ楽観視している。
。。。とまぁ、簡単な確認だけでも「え?避難しようか?どうしようか?晴れてるけど!?」みたいな迷いをクリアにすることが出来る。身近な地形やデータの在処など頭に入れておくと良いと思う次第。