http://www.borland.co.jp/bds/bds2006/
考えれば考えるほどCodeGuardがないと困る気がしてきたので、思い余ってボーランドに問い合わせてみた。
送ったメール:
(前略)
C++Builder 2006 Professionalの機能仕様についてご確認です。
http://www.borland.co.jp/bds/bds2006/techoverview.pdf上記資料によりますと、Professional版でCodeGuardが使用できなくなってしまうようですが、これは資料の間違いではなく実際にデグレードであるということでしょうか?
現在、C++Builder6Professional版を使用させていただいていますが、CodeGuardは大変重宝しており、場合によってはC++については旧バージョンの継続使用も検討せざるを得ないと考えております。アップデートもしくは次世代製品でのCodeGuardの復活を期待します。
最後に、BDS2006の発売おめでとうございます。現在の開発環境ビジネスを取り巻く環境は大変厳しいのではないかと思いますが、引き続きBolandの健闘をお祈り致します。
以上、宜しくお願い申し上げます。
返信メール:
yamagw 様
日頃より、ボーランド製品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。お問い合わせの件についてご案内いたします。
大変申し訳ございませんが、ご確認いただきましたカタログに誤りがございました。深くお詫びいたします。
CodeGuard は Professional版でもご利用いただくことができます。また、Remote Debugg の機能は Enterprise および Architect でのみご利用いただけます。
弊社Webページの情報は至急訂正いたします。正しい情報は、米国Borland社の機能一覧をご確認下さいますようお願いいたします。
[米国Borland ページの機能一覧(PDF)]
http://www.borland.com/resources/en/pdf/products/delphi/bds2006_feature_matrix.pdfC++Builder のユーザー様へは、バージョンアップ案内書の送付を準備しております。まもなく発送予定となっておりますので、今しばらくお待ち下さいますようお願いいたします。
励ましのお言葉を頂戴し、心よりお礼を申し上げます。Delphi, C++Builder, C#Builder などの開発ツールが、よりいっそう魅力的な製品となるよう、またこれらの製品がお客様の開発のお役に立てるように、ボーランド株式会社は、今後も努力してゆく所存です。
どうかこれからも弊社製品をよろしくお願いいたします。
メールへの返答は問い合わせた次の日の22:00頃送られてきた。遅くまで対応してくれているのね〜。リモートデバッグがなくなることもアナウンスしてくれているし、好感度高いっす。なんにしてもCodeGuardは重要な機能なので削られてなくて良かった。安心してアップグレードできるよ(笑。
リモートデバッグ機能がサポートされなくなってしまうのは残念だが、分散システムがターゲットだろうし仕方ないかなぁ。実際にはフルスクリーンのDirectXゲーのデバッグや、9x系特有の不具合解析に活用できる*1のんだけどね。まぁ、DirectXゲーはウィンドウモードを作る事で対応できるし、そう困ることはないかな。