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新潟市でIT業を営むおっさんのブログ。

#日産 #サクラ を注文した話(その4)。殿様商売「e-Mobility Power」がク〇だった!出先充電どうする? #EV #BEV #電気自動車 #nissan #sakura

という訳で、我が家のサクラも毎日快調に走っているのだが、このシリーズもそろそろ締めたいと思う。最後に自宅以外での充電についてである。

#日産 #サクラ を注文した話(その3)。都市も郊外も普段の足には軽EVがハマる。 #EV #BEV #電気自動車 #nissan #sakura - 俺#
#日産 #サクラ を注文した話(番外編)。納車記念写真館。 #EV #BEV #電気自動車 #nissan #sakura - 俺#
#日産 #サクラ を注文した話(その2)。試乗で惚れてしまうサクラの超絶な完成度。 #EV #BEV #電気自動車 #nissan #sakura - 俺#
#日産 #サクラ を注文した話(その1)。最近のBEVはどのように進化しているのか? #EV #BEV #電気自動車 #nissan #sakura - 俺#

自宅充電はAmazonで購入したお手頃ケーブルにて。

サクラは基本的に自宅充電でローコストに使い倒すための車であり、メーカーも明確にそこに狙いを定めているのはこれまで述べた通り。とはいえせっかくの初BEVなので、たまには出かけた先で充電したり、定常レンジを超えて出かけたりしたいと思ってしまうのだよね。ETC車載器すら載せなかったのに「これだけ気持ちよく走ってくれるなら!片道100kmくらいなら!」と思わされてしまう。罪な車...いや良い車である。ホント。

そこで「出先の充電インフラはどうなってるの!?」というのが気になる訳だが。残念なことに

最も幅を利かせている「e-Mobility Power」が〇ソ

なのである(サクラを買う前から知ってたけど)。とにかく価格設定と使い勝手が酷い。ゲスト利用だと日産ディーラーで1650円/30分、高速SAで55円/1分(最低275円)とゲロ高い。この時点で「使えねー!」なのだが、手続きもその都度その場で「クレカ番号入力→パスワード発行→パスワード入力」の手順が必要で不便極まる。これまたお高い月額の会員カードが大前提で「一見様お断り」といった扱いなのである。

出かけた先で最も頼れるのは日産販売店だと思うのでマンモス残念だ。日産販売店なら充電器が故障したまま放置されてる可能性も低いと思うし、国内販売台数が2位だった時代の遺産なのだろうけど、何気にそこら中にあるからね。さらに高速SAPAもe-Mobility Powerなのは致命的で、e-Mobility Powerのク〇さ加減は間違いなく日本におけるEV普及の足を引っ張ってる。

また、充電サービス全体に言える事として、複数あるサービスの登録と決済と手順が全部バラバラなのが非常に面倒。今の時代にその場で現金決済させろとは言わないが、メジャーな電子マネーやクレジットのタッチ決済が使えるのが当たり前という位にはなって欲しいものだ。ガソリン入れるのに会員登録が要るかってーの。ここらの解決を推進するのが「殿様」の仕事じゃないのかね?電気自動車が本格的に販売されはじめてから何年経ちましたっけ?

という訳で、当面はお試しで充電して具合の良かった次の3つのサービスを併用する形で落ち着きそうだ。普段は月に1回お世話になるかどうか?位だとは思うけど。

WAONで決済できる「AEONの充電ステーション」

www.aeon.info

全国のAEONにある。インフラはe-Mobility Powerで会員カードも使えるがWAONでの決済も可能。普通充電は120円/1時間で最大3時間まで。急速充電は300円/30分。WAONの残高さえあれば、「ケーブルを差す→時間を指定する→WAONをタッチする」の手順で充電が開始できる。ガソリン入れるより簡単。新潟都市圏のAEONは何所もケーブル本数に余裕があり安心して使える。AEONは食品を省いて何をやらせてもスキがない。

TOYOTA Walletで決済できる「EV Power Stand」

toyota-wallet.com

ユニー系のモールや一部のトヨタ売店の他、公官庁やホテルが多い。新潟市の区役所もコレ。「アプリでQR読み取り→アプリで決済→暗証番号入力→ケーブル差す」の手順で充電開始。AEONの簡単さには及ばないものの、TOYOTA Walletのいずれかの決済が使用可能なら困るところなし。値段は設備により異なるが、例えば新潟市の新潟西アピタは普通充電で150円/1時間と十分リーズナブル。大型店舗併設なのはやはり便利だ。

事前登録したクレカで決済可能「エコQ電」

qden.enegate.jp

道の駅は全国的にコレ。一部の三菱自動車売店も導入している模様。専用スマホアプリを使うが事前登録はPCで行うことができて優しい。「アプリでQR読み取り→アプリでログイン→案内に従い設定→ケーブル接続」の手順で充電開始。価格は設備によって異なるが、新発田市の道の駅加治川は急速充電で275円/15分、関川村の道の駅関川は普通充電で60分以内110円(以降1分1.1円)と、こちらもリーズナブル。手順が楽になる認証カードも2,000円(初回のみ)で取得可能。

こうして書き出してみると「e-Mobility Power」の〇ソさ加減が際立つ。遠出する場合に要となる高速SAPAがe-Mobility Powerなのは本当にク〇な状況だ。しかしながら、上記3つのサービスで「イオン」と「ユニー」と「道の駅」という使いやすいメジャーどころを押さえることができる。「高速乗りっぱなし」をやらない限りは困らない気もしてきた。